全日本​​大学選手権大​会 ​強豪中京大を破​り、​決勝戦へ


 12月25日、国立西が丘サッカー場にてインカレの準決勝が行われた。相手は東海地区1位の中京大。強豪相手だが、全員プレーで勝利し決勝へ進みたい一戦。
 
 試合開始直後の1分、相手キーパーのルーズボールを大西佑亮(経済3・鹿島学園高)が押し込み、早くも先制する。しかし、その後はなかなか試合のリズムを作ることができず、中京大に攻められ苦しい立ち上がりとなる。それでも、キーパーの朴泰希(法4・千葉経大附高)をはじめとした堅い守りで相手に得点を許さない。39分、仲川輝人(商1・日体荏原高)の右足から待望の追加点が生まれ、前半を終える。
 
 晴れ模様も一転、ハーフタイムから降り出した雨は、後半が始まると雪に変わり、ピッチは冷え込みはじめる。2点をリードする状況ではありながら守りに入ることなく、専大らしいプレーで追加点を狙い続けるが、ゴールに結びつかず。
 一進一退の攻防の末、2-0(前半2-0)で勝利。決勝戦への切符を掴み取った。
 
 いよいよ迎える決勝戦の相手は、関東地区2位・サッカーの名門明大である。今季のリーグ戦では1勝1敗とほぼ互角だが、強豪揃いの関東リーグを制覇した専大イレブンが、ここにきて負けるわけにはいかない。必ず「優勝」という栄冠を掴み取ってくれるだろう。専大サッカーの快進撃はまだ終わらない。



▲追加点を決めた仲川


▲決勝進出を決め、喜ぶ選手とサポーター


源平貴久監督のコメント
「今日の試合は内容があまり良くなかった。(特に前半は)クロスプレーが目立ち、スペースをうまく使う専大らしいプレーができていなかった。後半、無得点だったことが課題として残るので(決勝戦までに)修正していきたい。(決勝戦について)相手の方がレベルは上だと思うので、チャレンジャー精神を忘れず今季で一番良い試合をしたい」。

庄司主将のコメント
「(今日の試合を振り返り)早い時間に得点できたが内容は良くなかったので、チームで話し合い修正し後半は自分たちのプレーができた。ただ、ボールをつないで前にいければもっと良くなったはずなので立て直したい。(決勝戦にむけて)強い相手だが一人一人プライドを持って攻撃的なサッカーをしたい」。

大西選手のコメント
「(試合を振り返り)立ち上がりが苦しかったので、自分がもっと体を張れたら良かったと思う。(自身の好調について)自分では好調だとは思わないが練習の成果だと思う。(決勝戦にむけて)個人的には得点を狙い、チームとしては美しいサッカーをして優勝したい」。



(鈴木 詩織・文1=写真も)





すべての著作権は専大スポーツ編集部に帰属します。
ホームページ内に掲載の記事・写真・その他全てのコンテンツの無断転載・利用を禁じます。


inserted by FC2 system