第90回全国学生相撲選手権大会で南が個人戦ベスト8
11月10、11日全日本学生相撲選手権が両国国技館で行われた。
【個人戦】
10日(大会一日目)に行われた個人戦では専大からは5選手が出場し、南翔太(商3・金沢学院東高)がベスト8入りを果たした。
予選トーナメントを順調に勝ち上がった南は優秀32選手決勝トーナメントに出場。一回戦の相手となった日大の川端選手に意表をつく、[突き落とし]で勝利すると2回戦は拓大の直江選手と対戦。最初相手の勢いに押されて劣勢だったものの相手の一瞬の隙をつき体制を立て直すと、持ち味の力強い相撲で相手を圧倒し[押し倒し]で勝利。
3回戦は日体大の中村選手と対戦。この大会、優勝することとなる中村選手のすばやい取り組みに攻め切れず、粘りをみせたものの[引き落とし]で敗戦となった。
この試合の結果、ベスト8入りした南は12月2日に両国国技館で行われる全日本相撲選手権への出場権を手にした。
その他4選手の結果
牧園真吾(商1・樟南高) 予選3回戦敗退
福田秀一郎(商1・鳥取城北高) 予選2回戦敗退
島村文弥(商4・足立新田高) 予選1回戦敗退
田中佑樹(商2・埼玉栄高) 予選2回戦敗退
南翔太コメント
「(個人戦について)足首の怪我をしており、久しぶりの実戦だったので吹っ切れて試合に臨めた。(決勝トーナメント一回戦の)[突き落とし]は、相手が同じ高校の出身で実力がわかっていたので、怪我明けの自分がいつも通りの取り組みをやっていては勝てないと思ったのでやった。(全日本相撲選手権へ向け)後ろに下がらずに、前に出る相撲ができれば勝てると思う」
▲見事な突き落としを見せた南
ベスト8入りを決めた南
【団体戦】
11日(大会2日目)に行われた団体戦はBクラス(2部)で3回戦から登場し、初戦の相手であった金沢学院大を相手に2-3で敗れた。
溝田重勝監督のコメント
「悔しい気持ちで一杯なので来年は何としても勝ちたい。稽古の内容、練習時間を変えて一部リーグで戦っていけるような実力をつけていきたい」
島村文弥主将コメント
「自分たちの甘さが出てしまった。普段の稽古から見直さなければいけない。(自分は引退なので)来年度以降の後輩たちにはがんばってもらいたい」
(林 裕太・法2)
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