全日本技術 学生王者の小野塚は2位



 3月10日から14日にかけて、長野県の白馬八方屋根スキー場にて、第46回全日本スキー技術選手権大会が行われた。
 通称“技術選”と呼ばれるこの大会。アルペン種目のようにタイムを競うわけではなく、ターンの質など、様々な技術ポイントで順位を決定する。アルペンやモーグルと違い、通常のゲレンデを戦いの場としているのも特徴である。
 本来、この大会はスキー指導に関する技術をみる大会だったため、現在でも現役の指導者や、指導者資格取得を目指すスキーヤーが多数参加している。各地区予選で上位入賞を果たした選手が本選出場となるが、予選では参加資格の制限が緩く、一般スキーヤーにとっては恰好の腕だめしとなっている。
 専大からは小野塚彩那(当時3・湯沢高)が出場。2月初旬に行われた全日本学生では全4種目制覇と、圧倒的な強さを見せつけての本選出場だ。結果は昨年の3位からひとつ順位を上げて2位。本選では10位と出遅れたが、準決勝・決勝と徐々に得点を伸ばしていった。

《小野塚成績》
・本選
小回り-整地斜面 263P 8位
大回り-総合斜面 265P 12位
小回り-不整地斜面 261P 10位
フリー-総合斜面 265P 7位
*合計1054Pの10位で準決勝進出

・準決勝
フリー-総合斜面 274P 1位
小回り-整地斜面 269P 4位
小回り-不整地斜面 273P 2位
大回り-整地斜面 272P 2位
*本選との合計2142Pの2位で決勝進出

・決勝
フリー-総合斜面 275P 1位
小回り-総合斜面 268P 6位
*本選・準決勝との合計2685Pで2位


(山中克浩・経済2)




すべての著作権は専大スポーツ編集部に帰属します。
ホームページ内に掲載の記事・写真・その他全てのコンテンツの無断転載・利用を禁じます。


inserted by FC2 system