前半リードを許すも地力の差で東洋大に勝利



 
関東大学リーグ戦(2部)専大対東洋大の試合が9月29日、日本大学稲城グラウンドにて行われた。
 
専大は前半早々にノットロールアウェイの反則を犯し、東洋大にPGを決められてしまい先制を許す。専大も試合中盤にSO北田光司(商2・常翔啓光学園高)が逆転のトライを決める。しかし、前半終了間際にまたしても東洋大にPGを決められ、5―6で折り返すこととなった。 前半は終始東洋大のペースとなっていたが、村田亙監督がハーフタイムに出した指示は「笑え。楽しいラグビーをやろう。」 その言葉で選手たちは楽になったのであろうか、FL佐々木滉介(経済3・秋田中央高)が逆転のトライを挙げると、前半はなかなかできなかったセットプレーでFW陣が東洋大を寄せ付けず、WTB釜谷雄一(商2・専大松戸高)など後半だけで4トライを挙げ、ディフェンスでは無失点に抑え、29-6でノーサイドとなった。
 
前半はリードを許したが、試合を通して東洋大にトライを許さなかった専大の粘りのあるディフェンスが光る試合でもあった。この試合に勝ち、開幕2連勝となった。



▲前半トライを決めた北田


試合後コメント
村田監督「先週の試合は雨だったから選手達はフラストレーションがたまっていたと思うから、今日はのびのびできたと思う。スクラム、ラインアウトで制したのが大きい。これからもセットプレーがキーになると思う。(チームアドバイザーとして)昨年からチームを見てきたが今年は一体感がある。リードされていても落ち着いた雰囲気でできている。Jr選手権もリーグ戦も全勝で行く」
照井善幸(経済4・黒沢尻北高)主将「前回と同様で前半が良くなかった。ペナルティーと自分たちのミスで苦しんだ。ミスからFW陣が落ちていたけど立て直せたのでよかった。後半のような試合を前半からできるようにしたい」

(真田 泰太・文2、写真=吉崎 宇忠・商2)




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