‏‏
関東大​学リーグ ​最終戦を​勝利で締める


 11月27日、熊谷ラグビー場Bグラウンドで関東大学リーグ(2部)埼工大との最終戦を戦った。 
 
 試合は前半3分、専大はいきなり敵陣でのモールで押し込み、山下航(商4・東福岡高)が先制トライ。しかし、11分にトライを返され同点。18分にも中盤でパスをインターセプトされ、独走トライを許す。それでも、その直後に専大はまたしてもモールから山下がトライを挙げる。その後は専大が我慢の時間を迎え、自陣でのディフェンスに追われるが、粘り強く得点を許さずに前半を12-14の1ゴール差で終了。

 後半開始早々、専大は永木翔太(商4・啓光学園高)が抜け出し、相手ゴールラインにキックでボールを蹴りこむと、そこに北畑佳士(商3・常翔啓光学園高)が飛び込み、逆転となるトライを挙げる。しかし11分に埼工大もトライを挙げ、19-19の同点に追いつかれる。試合はそこから得点に動きがなく、一進一退の攻防が続く。
 33分、そんな状況を打破したのは、やはり山下だった。この日3トライ目となるトライを挙げて勝ち越し、24-19でそのまま試合終了となった。


試合後の選手コメント
山下航ゲームキャプテン
「今日は勝ててとにかくよかった。(トライについて)フォワード、バックス、チームの強みで取れたのが良かった。来年こそは1部に上がってほしい」。

高木勲(商4・大阪工大高)主将
「前半はバックスのミスが目立ったが、フォワードが上手くカバーできて、セットプレーも安定していた。後半は全員がしっかり走ったことで勝ちにつながった。来年は練習から雰囲気を変えて、上を目指してやってほしい」。

木村優太(商4・男鹿工高)プロップ
「春からモールを練習してきてそれが出せてよかった。フォワード8人のまとまりでトライが取れた。高木主将の熱い想いが伝わってきた。(来年は)後輩たちに期待している」。



▲先制直後、ハイタッチを交わす山下(7番)と木村


▲モールで攻める専大フォワード陣


▲試合後、笑顔のラグビー部メンバー


 専大はこのリーグ戦を5勝2敗とし、昨年よりも順位を一つ上げて3位で終えた。立正大、山梨学院大に敗れるなど、実力差はまだあるものの、専大らしいプレーが出たときには互角に戦えていた。試合の序盤からいかに自分たちのペースに持ち込めるかが、来季1部復帰へのカギとなるだろう。



(真田 泰太・文1=写真も)




すべての著作権は専大スポーツ編集部に帰属します。
ホームページ内に掲載の記事・写真・その他全てのコンテンツの無断転載・利用を禁じます。


inserted by FC2 system