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関東大​学リーグ​ 全勝対決​ 立正大に​力負け


 11月5日、熊谷ラグビー場Cグラウンドで対立正大の試合が行われた。

 試合開始直後、立正大にいきなりトライを奪われる。さらに前半10分、相手にスクラムからパスを左に広く展開され、そのままトライを決められる苦しい展開が続いた。だが専大は27分、浦中俊介(経営2・熊本工高)がペナルティーゴールを決める。そこから波に乗っていきたかったが、14-3で前半を終えた。
 後半に巻き返しをしていきたい専大だが、またしても開始早々トライを奪われる。そこから試合は立正大ペースになり、9分,18分にもトライを奪われる。しかし30分過ぎから専大は良い意味で開き直ったのか、反撃に転じはじめる。33分に太田達也(商3・常翔啓光学園高)がトライを決め、その後も攻め続けるが、立正大のディフェンスの前になかなかトライを奪うことができず、そのまま10-35で試合終了となった。


試合後コメント
榎本邦夫監督
「前半の入りノータッチで取られ、後半の入りでもミスで取られたのが痛かった。攻めてもノックオン、ラインアウトのミスを相手に突かれ、逆に相手のミスを生かせなかった。ブレークダウンは負けていなかったが、途中で試合の流れを持っていかれて声が少なくなり足も止まった。最後のオフェンスはもっとゆっくり攻めればいいのに焦っていた。我慢しきれず相手ボールにしてしまった。とにかく残り2つの試合は絶対に勝つ」

高木勲主将(商4・大阪工大高)
「自分たちのプレーができなかった。入りが悪く、引きずったまま流れがつかめなかった。次の山梨学院大戦は気持ちを切り替えてやっていく」


 実力の差は確かに明白だった。それでも終盤のオフェンス、ディフェンスの粘り強さは自信の持てる内容ではあった。リーグ戦はこれで4勝1敗となった。



▲タックルで相手を止める専大


▲ユニフォームを引っ張られながらも攻める北田光司(商1・常翔啓光学園高)


▲相手を振り切ろうとする浦中俊介



(真田 泰太・文1、写真=吉崎 宇忠・商1)




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