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後半​に突き放し 白鴎大​​に勝利


 10月23日、関東大学リーグ戦(2部)の対白鴎大の試合が日本大学稲城グラウンドで行われた。

 試合は前半4分、専大のキックミスによって相手にチャンスを広げられ、いきなり先制点を奪われてしまう。しかし、すぐに敵陣でのラインアウトから一気に北畑佳士(商3・常翔啓光学園高)がトライを決めて追いつくと、浦中俊介(経営2・熊本工高)がきっちりゴールを決めて7-5と逆転した。その後はなかなか攻め切れず、31分にペナルティーゴールを決められ再びリードを許すが、前半終了間際に前田悠佑(商2・常翔学園高)がトライを決めて12-8で前半終了。



▲トライを決める前田悠佑
 
 前半を振り返り、村田亙アドバイザーは「苦しい展開。ゴール目前でのノックオンやラインアウト、キックのミスが目立っている。スクラムハーフの杉本(経営2・常翔啓光学園高)がリーグ初先発だがもっと自分を出せればフォワードも乗ってくる。後半の入りが大事。後半だけで4トライ3ゴールぐらい取らないといけない。白鴎大も2部の当たりに慣れてきているが、自分たちのラグビーをすればしっかり勝てる」と、その言葉通りに後半に入ると照井善幸(経済3・黒沢尻北高)、柴田奨(商4・東福岡高)、鈴木知彦(商4・専大松戸高)がトライを挙げて、ディフェンスでは相手にチャンスを与えず守りきり、35-8で勝利した。
 
 これで開幕戦の朝鮮大、東洋大、そして先週の玉川大にも勝っている専大は今リーグ4戦全勝。次戦11月5日に立正大との首位対決を迎える。



▲リーグ戦初先発の杉本拓哉


試合後のコメント
榎本邦夫監督
「全然ダメ。ミスが多い。ミスをする原因を選手たちも分かっているのに改善できない。今日はフォワードが押せなかったら勝てなかった。次の立正大戦まで2週間しかないがやることやるだけ」。

村田亙アドバイザー
「まだまだ甘い。だけど修正して3トライ取って、ディフェンスも前半の1トライだけに抑えたのは良かった。まだ自分たちに自信を持てていないこと、チームとしても信頼できていないのがミスの多さにつながっているのだと思う。変に格好つけずにもっとシンプルに攻めてバックスも自分からいけばもっと良くなる」。



(真田 泰太・文1=写真も)




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