専大14位、箱根への調整は 全日本大学駅伝対校選手権大会



 全日本大学駅伝は11月1日、名古屋市熱田区熱田神宮から伊勢市伊勢神宮までの国道23号沿い106.8キロメートルをコースとし、行われた。箱根駅伝ほどの注目度はないが、多くの関東の大学が出場しており、チームの走力をはかる重要な機会になっている。

 専大は出だしから常に15位前後を走り、レース中、目立つ場面がなかった。「予選会に力を注ぎ、全日本は力が出なかった」と、ある部員はコメント。予選会では見事に箱根駅伝出場を決めた。しかし、安定した実力を発揮できないと箱根本戦に不安が残る。事実、青学大以外の関東の大学中最下位という結果だ。

 悪いことばかりではない。専大陸上競技部にも新たな芽が出始めている。1年の星野は、区間9位とチームでも上位の成績を収めた。当の本人は「コメントする立場にありません」と謙遜しながらも「まだ伸び代はあります」。


 残り2ヶ月、陸上競技部の動向が注目される。今回の全日本大学駅伝の結果詳報は特集再始動で近日お伝えする。


▲五ヶ谷宏司(経営4・専大松戸高)から襷を受け取る井上直紀(商4・報徳学園高)



(植木泰士・法2 写真=山口高弘・商2)



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