天皇杯全日本選手権 専大勢が活躍!半田主将は準優勝

 天皇杯全日本選手権大会が12月21日から23日まで、代々木第二体育館で行われた。専大からはフリースタイル・55㎏級で半田守主将(経営4・網野高)、竹田展大(経済3・三井高)、74㎏級で木村政貴(経営2・館林高)、84㎏級で澤田一矢(経営4・桜井高)が出場。グレコローマンスタイルでは66㎏級で魚住彰吾(経済1・育英高)、74㎏級で池澤峻介(商3・花咲徳栄高)が出場した。学生大会より、数段レベルの上がる本大会で半田主将が準優勝、竹田、澤田、池澤がベスト8となった。

 半田主将は初戦から積極的にポイントを取っていくレスリングを展開。準決勝では、OBである稲葉泰弘さん(警視庁第六機動隊)との同門対決を制し、決勝へと進んだ。決勝の相手は森下(日体大)。先にポイントを取られ自分のペースに持ちこめず、2‐0(1‐0、1‐0)で惜しくも敗退した。それでも6月の選抜選手権大会より一つ順位を上げての準優勝。学生最後の大会を有終の美を飾れたのではないか。
 
 「今年は今までで一番厳しい年だった。自分のことだけでなく、主将としてチーム作りにも悩んだ。この四年間に悔いはない」と専大でのレスリングについて振り返った。

 国内大会で結果を残さなければ、出場できない本大会。来季もこの舞台での専大レスリング部の活躍に期待したい。


▲積極的な攻めをみせた半田主将

ほか出場選手のコメント
竹田選手
「(準々決勝で当たった)稲葉さんとはよく練習はするが大会で当たるのは初めて。やっぱり強かった。来年はリーグ戦優勝を目標に頑張っていきたい」


木村選手
「もっと崩してタックルに入れるようなレスリングをしたい。学生で3番以内に入らなければこの大会には出られないので、インカレ、大学選手権で結果を出せるようにしたい」


澤田選手
「フォールで負けてしまったのが悔しい。準々決勝で当たった松本選手(ALSOK)は体格も自分よりあり強かった。(大学四年間を振り返り)長かった。でも終わってみてもう少し続けたいとも思った」


魚住選手
「全日本クラスの大会は初めてで緊張しないと思ったが、やはり緊張してしまった。来年は全体的にレベルアップして大会で入賞したい」


池澤選手
「準々決勝で当たった江藤選手(自衛隊・練馬駐屯地)はうまくてキャリアで負けた。スタンドでポイントを取りに行くことが大事になる。学生大会3位で本大会の出場権を得たが、やっぱり学生大会で優勝することが目標」




 (葛西 千瑛・文2=写真も)




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