春季​新人戦 「3度目の挑​戦」木村が​優勝 谷​藤は3位に


 東日本学生春季新人戦が6月13日から15日まで、駒沢体育館で行われた。専大からは9人が出場。フリー74㎏級で木村政貴(経営2・館林高)が優勝、同120㎏級で谷藤広基(経済1・池田高)が3位となった。

 木村は第1シードで2回戦からの登場。初戦を1ポイントも取られることなく、テクニカルフォールで決め、順当に勝ち進んでいく。決勝戦では第1ピリオドを落とすも、続く第2ピリオドではボールピックアップで攻撃権を得る。クリンチ勝負をものにしてそのピリオドを取ると、勢いそのままに第3ピリオドも優位に試合を進めて見事優勝を飾った。昨年は春・秋の新人戦ともに3位と悔しい思いをした木村。「やっと優勝できたな、と安心している。時間を計算してポイントを取っていくなど、自分のやりたいことはできたと思う。次はインカレで入賞したい」とずっと掲げてきた目標を達成して、安堵の表情を浮かべていた。

 谷藤は、初戦の第1ピリオドを素早い試合展開でテクニカルフォールで獲得。第2ピリオドでは場外に出され先にポイントを先取されるも、こちらも相手選手を場外に出しラストポイントを取り勝利。大事な初戦をしっかりと戦って3位入賞という結果を残した。大会を振り返り谷藤は「リーグ戦で各大学の強い人たちと戦ったことが良い経験になっていたと思う。まだ改善はできていないけど課題も見つかった。力と技術を高めて次の新人戦では優勝したい」と語った。さらなる飛躍に期待だ。



▲相手のバックをとる木村


▲リーグ戦での経験をいかした谷藤



(葛西 千瑛・文2=写真も)




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