J​​OC杯ジュニアオリン​​ピック 木村、魚住​が​準優勝


 JOC杯ジュニアオリンピックが4月21、22日の両日、横浜文化体育館で行われた。専大からは12人が出場し、ジュニア・フリースタイル74㎏級で木村政貴(経営2・館林高)が昨年より順位を一つあげて準優勝。ジュニア・グレコローマンスタイル66㎏級で魚住彰吾(経済1・育英高)が準優勝、同階級で近藤達矢(経営3・八幡浜工高)が3位となった。

 2回戦から登場した木村は「組み合わせも良かった」と語ったように順当に勝ち進む。決勝戦では第1シードだった嶋田選手(国士大)に僅差のスコアで敗れ、惜しくも優勝には届かなかった。「勝てそうな試合を落としてしまい悔しい。ただ、最低でも決勝戦には行こうと思っていたので達成できてうれしかった。自分はスロースターターで1ピリオド目に力を発揮できない。気持ちを高めて1ピリオドから取っていくのが課題」と力強く語った。

 魚住も2回戦から登場。決勝までにフォールを2つ決めて勝ち進むなど、圧倒的な強さを見せつけた。育英高の先輩・金光選手(東洋大)との決勝戦は3ピリオドまでもつれ込ませるも、制することはできなかった。大会を振り返り魚住は「入学してから初めての大会だが、挑戦するという気持ちで臨んでいたのでプレッシャーは無かった。決勝の相手が高校の先輩で、過去にも対戦はあったがやはり勝てなかった。課題はグラウンドでの防御」と語った。また、これからの目標について「5月にあるリーグ戦で優勝したいと先輩たちも強く思っている。それに貢献したい」と話した。

 今大会で準優勝したため、木村、魚住ともに5月末に行われるアジアジュニア選手権への出場が決まった。そこでの活躍にも期待がかかる。



▲足を取り優勢に試合を進める木村


▲得意のグレコローマンスタイルで実力を発揮した魚住



(葛西 千瑛・文2=写真も)




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