JOC杯ジュニアオリンピック2日目 期待の新人・フリー96kg級・馬場が優勝‏


 JOC杯ジュニアオリンピックが昨日に引き続き、横浜文化体育館にて行われた。
2日目に駒を進めたのは以下の通り。

フリー50kg級 竹田展大(1・三井高)
フリー55kg級 吉田拓郎(1・三井高)
フリー60kg級 中村裕貴(1・宮古商高)
フリー66kg級 井上拓(1・秋田商高)
フリー96kg級 馬場貴大(1・島原高)
フリー120kg級 笠木陵馬(1・日本工業大学駒場高)
グレコ55kg級 大用真郷(3・関宿高)
グレコ74kg級 池澤峻介(1・花咲徳栄高)

 注目は昨年のJOC杯カデットの部100kg級で優勝している馬場貴大。平20全国高校選抜大会でも優勝経験がある馬場は、この春に専大を卒業した馬場祐太郎の弟である。専大の重量級を荒木田や平川と共に支えてきた兄のあとに続くことはできるのだろうか―。

 馬場は1回戦から順調に勝ち進み、準決勝で中京学院大の横井と対戦。序盤から安定したプレーをみせ、2-0のストレート勝ちを収め、決勝へ。
 決勝では昨年の内閣総理大臣杯を1年生ながら制覇した山梨学院大の金澤と対戦。第1ピリオドを先取し、続く第2ピリオドも互角の戦いだったが、ボールのピックアップで相手に攻撃権を奪われるとこのピリオドを落としてしまう。しかし、第3ピリオドでは会場が沸き上がるほどの投げ技を決め5-0とし相手を圧倒、大学初優勝を収めた。


▲相手のバックをとる馬場

 試合後馬場は「大学に入って最初の大会だったので緊張していたが、優勝できてよかった。兄の影響もあって専大に入学したが、これから4年間オリンピックを目指して頑張っていきたいです」と話し、さらなる飛躍を誓った。
 その他にもフリー50kg級で竹田、グレコ55kg級で大用がともに準優勝、グレコ74kg級で池澤が3位入賞を果たした。


▲入賞者4人(左から竹田・大用・池澤・馬場)



(大津智世・経営3)




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