明治乳業杯、荒木田が2連覇で世界選手権出場へ
レスリングの主要大会の1つと言えるであろう、明治遊乳業杯全日本選抜レスリング選手権が6月20、21日に国立代々木競技場第2体育館で行われた。専大からは合計8名が出場し、フリースタイル120kg級の荒木田進謙(4・光星学院高)が2年連続の優勝、グレコローマンスタイル120kg級の平川臣一(4・三井高)が3位入賞となった。
前大会王者の荒木田は2回戦から登場。第1ピリオドは0-0で終えたが延長の優先権を荒木田が獲得し、見事にポイントを奪って1-0で先手をとった。第2ピリオドも1-0で勝利し準決勝へ駒を進めた。準決勝は第1ピリオドを三度1-0でとり、迎えた第2ピリオドは5-0と相手を圧倒して決勝進出を果たした。
決勝戦は昨年12月に行われた天皇杯3位の相手。荒木田は第1ピリオドを堅実な動きを見せて2-0で奪う。第2ピリオドでは荒木田は本来の力を存分に発揮し、34秒でフォール勝ちを収め、全日本選抜選手権2連覇、そして初の世界選手権への切符を手にした。
▲相手をがっちり掴む荒木田(赤)
試合後のインタビューでは「昨年も優勝していたので負けるわけにはいかなかった。優勝できてほっとしている」と安堵の表情を浮かべながら話した。 続いて、「決勝戦は自分の思うような試合ができたが、初戦、準決勝はふがいない内容だった」ともふり返った。
▲フォールに向かう荒木田(赤)
▲後ろをとる平川(青)
(庄司亮介・文3、大津智世・経営2)
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