東​京都ジュニア選手権 ​2選手が予選突破を果​たすも22位が最高‏



8月28日、世田谷区大蔵第二体育館で東京都ジュニア選手権・女子フルーレが行われた。
 
 午前中に行われた予選を通過した佐々木奈緒(文1・柏陵高)は序盤からリードされる苦しい展開になり、粘りは見せたものの最後まで追いつくことができず、1回戦敗退となり、48位に終わった。
 
 同じく予選を通過した島津未沙希(人間科学1・三本松高)は慎重かつ攻めの姿勢で、劣勢ながらも最後まで諦めずに相手からポイントを取るなど健闘したが2回戦で敗退、22位という結果だった。

 試合後のコメントで佐々木は「今日は結果としては残念だったが体は動いていて、手応えはあった。今大会はこれからの大会に向けての力試し。高校までは勢いで勝てていたが、大学では頭を使って器用に戦わないと勝てないと思う」と話した。
 
 島津は「今大会は時間を使った粘りのフェンシングをするつもりでいた。高校では守りを念頭に置いていたが、大学ではここぞという時には攻めることが大事だと教わった。実際に今回、自分から攻めて点を取れた。そのスタイルが自分に合っているかは分からないが、自信を持って落ち着いた試合ができれば良いと思う」と手応えを感じたようだ。選手達は先を見据えており、今大会は経験を積む良い機会であったように感じられた。


▲今後の成長に期待の佐々木


▲攻めのスタイルを確立したい島津



(大嶋輝・文1、撮影=青木宏平・経営2、尾島里美・文1)




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