関東パワーリフティング大会 根本、学生記録更新!



 5月16日、埼玉大学体育館で、第87回関東学生パワーリフティング選手権大会が行われた。
パワーリフティングとは、スクワット、ベンチプレス、デットリフトの三種目をそれぞれ三回ずつ行い、それぞれ成功した一番重い重量を、自分の記録として、三種目の合計重量で争われる競技である。


 専修大学ボディビル部からは、根本太平(3・市立川崎高)の1名が出場。根本は、左肩に故障を抱え、より重い重量を挙げる選手にとって必要なギアを装着せず、ノーギアで臨みながらも、デットリフトで自らが持つ全日本記録を5kg更新する280kgを記録するなど力を発揮し、100kg超級で見事準優勝を果たした。この結果、根本は、5月31日に行われる全日本パワーリフティング選手権の出場権を獲得したが、左肩の怪我の影響で、残念ながら、出場を辞退することとなった。


 根本は、「今シーズンは大きな大会が、今大会と全日本パワーリフティング大会だった。それに出られないのは悔しい。今はまず、怪我の治療に専念したい。来年の全日本選手権に照準を合わせていきたい。そのために今年は、力を蓄える年。今の調子でトレーニングしていってベストを出せば、結果もついてくる。出来るだけ伸ばす。頑張っていきたい。」と語った。
故障を抱えながらも、記録を更新するパワー。まだまだ記録を伸ばしていきたいという向上心。残念ながら、全日本選手権には出場できないが、怪我が治り、トレーニングを重ねた一年後には、どのような記録が生まれるのだろう。今から一年後が楽しみだ。



以下、根本太平の記録
         第1試技   第2試技    第3試技
スクワット  200kg     210kg    220kg
     
 ベンチプレス 130kg          140kg         ×

 デットリフト 260kg          270kg        280kg(学生記録更新)


(御嶽直生・法2)



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