JRA馬事公苑で、10月31日から11月4日まで全日本学生賞典障害飛越競技大会、全日本学生賞典馬場馬術競技大会、全日本学生賞典総合馬術競技大会が行われた。年に一度、大学馬術の頂点を競う大会ということもあり、全国の大学が参加する大規模な大会となった。

全日本学生賞典障害飛越競技大会 団体3位、個人坂田1位

 10月31日と11月1日に第59回全日本学生賞典障害飛越競技大会が行われ、結果は団体で3位、個人では坂田篤司(1・クラーク記念国際高)・ギャレストロ号がタイム47・14、減点0で優勝した。優勝決定戦に出場したのは、全国で4人だけ。その中で専大からは2人の選手が出場を果たした。優勝した坂田とは対照的に、昨年僅差で惜しくも2位となり、今大会で優勝が期待されていた主将松本務(4・農業経営高)は最終障害を落とし3位と悔しさを滲ませた。団体は後半で追い上げ、去年と同じ3位を守った。個人のレベルは高いだけに、団体力の向上が今後の課題となりそうだ。


▲優勝決定戦での坂田・ギャレストロ号


▲松本、ルナ・モジュール号の名コンビ

(結果)

全日本学生賞典障害飛越競技大会
団体―3位
個人―1位坂田篤司、3位松本務

全日本学生賞典馬場馬術競技大会
団体―5位
個人―靏林舞(3・前橋高)4位

全日本学生賞典総合馬術競技大会
団体―5位
三種目総合―3位

富沢監督
「団体で良くなかったことが残念です。非常に悔いが残る試合でした。団体力・チームとしての力を活かしきれなかった」

坂田
「東京都知事戦では個人2位と3位の選手に負けてしまい、今期は優勝決定戦に出場しても落下が多く優勝を逃してしまったので、今年最後の大きな試合で勝つことができて嬉しいです」



(高田有梨・文2)



すべての著作権は専大スポーツ編集部に帰属します。
ホームページ内に掲載の記事・写真・その他全てのコンテンツの無断転載・利用を禁じます。


inserted by FC2 system