【男子】全日本大学選​手権 ​1回戦・徳山​大に大勝


 「東日本大震災・被災地復興支援」と銘打たれた全日本大学バスケットボール選手権が、11月
21日から代々木第二体育館ほかで開幕した。専大の初戦の相手は徳山大。上位を目指すためには
1回戦で波に乗ることが重要になってくる。


《全日本大学バスケットボール選手権・1回戦》 ○専大 101―49 徳山大●
スターティングメンバー
#4  高橋陽(経営3・能代工高)
#11 宇都直樹(経営2・中部大一高)
#22 樋口大倫(経済3・名古屋大谷高)
#33 館山健太(経営3・能代工高)
#91 太田真司(経営4・鶴岡工高)


 第1ピリオドの出だし、徳山大の厳しいディフェンスに阻まれ、なかなかシュートが入らない専
大。しかし開始5分を過ぎる頃には相手のディフェンスにアジャストし始め、#11宇都の速攻な
どで得点を重ねていく。結局31―15と大量リードで第1ピリオドを終えた。
 第2ピリオドに入っても、#22樋口のバスケットカウントなどで専大の勢いは衰えない。残り
2分の時点でオンザコートの5人全員がベンチメンバーとなるが、得点は止まらず。多くのファウ
ルをもらいフリースローを沈めていく。守っても徳山大の得点をこのピリオド6点に抑え、さらに
リードを広げてゲームを折り返した。

 後半、第3ピリオドの始めにはスターティングメンバーが再び揃う。絶好調の#11宇都が相手
のディフェンスを置き去りにするプレーを見せ、このピリオドだけで13得点の活躍。しかし、こ
こに来て気が抜けてしまったのか、専大のベストメンバーが単純なミスを繰り返してしまう。
 中だるみの第3ピリオドを終え、最終第4ピリオドは最初からベンチメンバーが出場すると、打
って変わって緊張感と活気を取り戻す。#14藤岡昂希(商2・市立船橋高)や#47藤田弘道(
経営1・福岡大濠高)がインサイドで得点を量産すると、途中出場の#54田島和斗(経済4・藤
枝明誠高)は3ポイントなどで外から決める。最終的に101―49の大差で2回戦に駒を進めた。


 試合後、主将の三井栄治(商4・日大山形高)は「初戦ということもあって立ち上がりは皆動き
が硬かった。勝てたことは良かったが課題のディフェンスとリバウンドは、上位を目指すにはまだ
足りていない。良い山に入ったと思うが、一戦一戦気を抜かず、勝ちを重ねていきたい」と話した
。また2回戦に向けて、「自分は主将としてチームの先頭に立ってやっていく。一丸となって頑張
る」と意気込みを語った。



(川村 真樹・人間科学2)




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