9月3日、関東大学バスケットボールリーグ戦の日大戦が代々木第二体育館で行われた。
この試合が今リーグ初戦。今後に向けて勢いをつけていくためにも白星スタートといきたいところだ。
《関東大学バスケットボールリーグ戦》
○専大 81-77 日大●
スターティングメンバー
♯4 高橋陽 (経営3・能代工高)
♯11 宇都直輝(経営2・中部第一高)
♯22 樋口大倫(経済3・名古屋大谷高)
♯33 館山健太(経営3・能代工高)
♯91 太田真司(経営4・鶴岡工高)
第1ピリオド、宇都の個人技を中心に高橋や樋口なども着々とシュートを決めていき、30-16と最高のスタートを切る。第2ピリオドになると一転して、苦しい展開が続くが終盤に巻き返しを見せて、43-32とリードして前半終了。第3ピリオドでは一時同点とされるなど、相手の猛攻を防ぎきれない。なんとか57―54とリードを保ち、第4ピリオドに突入する。第4ピリオドの途中にまたも同点とされるなど、一進一退の攻防が続いたが最後はチャンスをモノにしていき81-77で試合終了。苦しみながらもリーグ初戦を白星で飾った。
試合後インタビューで中原雄監督が「久しぶりの試合なので緊張はあったが試合の入り方が良かった」と語るように、第1ピリオドの大量得点がこの試合の勝利をぐっと引き寄せた。また、リバウンドなどチーム全体としてのディフェンスがうまく機能したことが苦しい展開が続く中でも耐え抜くことが出来た要因である。
これから10月末までこのような厳しい戦いが続く。しかし、専大は個々の能力が高いだけに春のトーナメント戦よりも進化したディフェンスが継続することが出来れば、上位進出も見えてくるだろう。
(青木 宏平・経営2)