京王電鉄杯最終日 専大は3勝6敗8位で大会を終える‏


 今大会は青学大が4連覇を果たし、専大は最終戦の東大に勝利し3勝6敗の8位で大会を終えた。昨年の大会では東大との1勝のみで9位で終わった専大。今年はケガ人が多いものの、黒星の試合でも慶大以外は15点差以内となっており、昨年よりも選手層が厚くなり安定した大会となった。今年は春シーズンが早いこともあり、5月8日(本戦)から始まるトーナメントに向けて早急に最終調整に入らなければならない。

 
 大会最終結果は以下の通り。

1位 青学大 9勝0敗  (●96-82)
2位 中大  7勝1敗1分(●89-82)
3位 日大  6勝3敗  (●64-62)
4位 慶大  6勝3敗  (●104-80)
5位 拓大  4勝5敗  (●88-73)
6位 明大  3勝5敗1分(○106-77)
7位 早大  3勝6敗  (○80-71)
8位 専大  3勝6敗
9位 法大  3勝6敗  (●83-76)
10位 東大  0勝9敗  (○105-43)

 
 5月2日、大会最終日は昨年の3部Bチーム4位の東京大学との対戦。

○専大 105-43 東大●

スターティングメンバー

#1  宮城 信吾(4・未来工科高)
#5  外岡 孝幸(4・常磐大高)
#6  金田 大輝(4・飛龍高)
#11 宇都 直樹(1・中部第一高)
#41 根岸 健太(2・前橋育英高)

 東大の平均身長を大きく上回る専大は#1宮城、#41根岸のインサイドで着実に得点を重ねる。専大は第2ピリオドだけで32得点を挙げ、東大に25点以上の得点差をつけて前半を折り返す。後半は#5外岡のドライブインやアシストが光り、最上級生としてチームを引っ張り続けた。1年生では#11宇都に続き、#92小野駿樹(1・鶴岡工高)が3Pシュートやアシストで活躍を見せた。終始主導権を握り続けた専大は試合終了残り3分で#8小磯翔太(4・日大東北高)、#16吉田雄一(4・長崎東高)を投入し、余裕を見せた。105-43で東大に圧勝し大会最終日を白星で終えた。

 金田主将のコメント
(今大会を終えてみて)
「昨年よりもチームとして仕上がっている。落ち着いてプレーすることができた。チームの課題としてはノーマークシュートを外さない、リバウンド、あとは自分たちのミスで流れを変えてしまうこと」
(中原監督は4年生がチームを引っ張っていると話していましたが)
「4年生は試合に出ている選手も出ていない選手も練習から気持ちを入れてやっている。そうしないと下が付いて来ない」
(トーナメントに向けて)
「優勝目指して頑張ります」

 中原雄監督のコメント
(大会を終えてみて)
「このメンバーでやるとこうなるとか、色々な組み合わせで戦い方を変えることができた。組み合わせがぼんやりとだけど見えてきたね。これを春先、秋、リーグ戦につなげていきたい」
(チームの課題とは)
「リバウンド、ディフェンスだね。リバウンドは太田がケガをしてしまって仕方ない部分もあるが、今のチームのリバウンド能力は問題外。やっぱりリバウンドを制さないとうちは1部で戦っていくことは難しいね。個々が意識を高めればチームとして良くなる」
(トーナメントに向けて)
「リバウンドの意識と気持ちの問題。あとはディフェンスを春先に向けて高めていくことが大切」


▲大会を通じて活躍を見せた外岡



(菅原 亜美・文3)




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