関東リーグ順位決定戦 明大に63-85で敗れ、インカレに向け修正



 関東リーグ順位決定戦が11月10日に代々木第2体育館で行われた。相手は2部リーグ1位の明大。序盤インサイドで得点を重ね互角の戦いを見せたものの、後半にターンオバーが目立ち明大の勢いを止めることが出来ず63-85で敗れ、専大は1部10位で大会を終えた。

 「1ピリは気持ちが入っていた」と#11藤井元気(4・水島工業高)がいうように、インサイド陣の#1宮城信尾吾(3・美来工科高)、#91太田真司(2・鶴岡工業高)が連続で得点を決めいいスタートを切る。しかし相手の高さを活かしたパス回しに専大は翻弄され、主導権をつかむことが出来ない。#22樋口大倫(1・名古屋大谷高)がリバウンドシュートで得点を重ねるも、相手の速い攻撃に得点を許し31-45で前半を終える。

 14点差で迎えた後半戦。#33館山健太(1・能代工業高)が連続して3Pシュートを決め、追い上げを見せる。しかし相手も一歩も引かず一進一退の攻防が続き、44-60で最終ピリオドへ。専大は#91太田を起点としたインサイドでゲーム展開をする。残り1分半で#4高橋陽(1・能代工業高)が激しいディフェンスでボールを奪い、得点を決めるなど、最後まで諦めず相手に食らい付いた。しかし劣勢を覆すことが出来ず試合終了となった。


▲最後のリーグ戦となった藤井


▲大会を通して安定感を見せた館山
 
 試合後、中原雄監督は「部分的な部分を補っていく必要がある。インカレまではトランディションを重点的に練習していく必要がある」と話した。また学生最後のリーグ戦となった藤井は「自分が1,2年生のリーグ戦の時と同じように負け続けてしまった。でも全体の練習以外に自主練やシューティング練習など自分のやれることは全てやってきたので悔いはない」と振り返り、12月2日から行われるインカレに向けては「今までと同様にディフェンスとリバウンドをしっかりやっていきたい」と意気込みを話した。



(菅原亜美・文2)



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