関東リーグ戦第6週 青学大に惜しくも逆転ならず、74-81で黒星



 10月24日、関東リーグ戦対青学大第1戦が青山学院大学相模原キャンパスにて行われた。17、18日に行われた東海大戦では第1戦で#11張威威(3・霧ヶ浦高)がけがをするアクシデントで、チームの勢いを失い2戦とも負けを喫した。専大は序盤ターンオーバーやミスが目立ったが、終盤に猛攻を見せ一気に点差を縮める。逆転には至らなかったが、74-81で第2戦につながる試合内容となった。

スターティングメンバー
#1宮城信吾(4・美来工科高)
#4高橋陽(1・能代工業高)
#6金田大輝(3・飛龍高)
#11藤井元気(4・水島工業高)
#91太田真司(2・鶴岡工業高)

 第一ピリオド、けがから復帰した#1宮城、#9太田がゴール下で踏ん張りを見せ、得点する。しかし、相手の速いパス展開に苦戦し、残り3分で15点差以上の差をつけられる。#11藤井、#6金田が連続得点を入れるも14-25で終える。
 第二ピリオドは、#21三井栄治(2・日大山形高)の速攻からのレイアップシュートを華麗に決め、チームに勢いをつける。#33館山健太(1・能代工業高)の3Pシュート、#21樋口大倫(1・名古屋大谷高)のインサイドで得点を得るもチームのミスが目立ち26-41で前半を終了。

 15点差で迎えた後半戦。開始1分、#4高橋がファウル4つでベンチに下げられる。#11藤井の速攻や#91太田のゴール下で得点するも、相手の速いオフェンスに攻撃の糸口がつかめず43-64で第3ピリオドを終了。
 最終ピリオドは、#91太田がダンクシュートを決め、チームの流れを引き寄せ、専大の激しいディフェンスで青学大のペースを崩す。残り3分14秒でT.Oを取ると一気にペースを上げ、青学大に食らい付く。怒涛の追い上げを見せたものの惜しくも敗れ74-81で試合終了した。


▲最後まで粘りを見せた三井
 
 スティールから速攻するもシュートが決まらないなど、イージーミスが目立ちベンチからは「やることをしっかりやれ」という声が飛んだ。去年はメンバー入りしていない選手がほとんどの専大には不安定さは拭えない。中原雄監督は「チームに向かっていく気持ちが欠けている。ベンチに下げたら自分たちの仕事は終わったという選手が多い。この気持ちに変化があったらチームにも変化はある」と試合を振り返り、モチベーションづくりが今後の課題となる。


 
(菅原亜美・文2)



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