関東リーグ戦第4週 あと一歩及ばず、慶応大に惜敗。0勝8敗でリーグ後半戦へ




 10月11日、関東大学バスケットボールリーグ戦対慶応大学第2戦が東海大学湘南キャンパスにておこなわれた。

 昨日の第1戦では昨年のインカレ王者・慶応大の速いゲーム展開に対応できずファウルがかさみ79-108で敗戦を喫したが、今日のゲームでは序盤から積極的に攻撃をしかけていく。♯20張威威(3・霧ヶ浦高)や♯33館山健太(1・能代工業高)の個人技が光り、26?21と5点リードで第1ピリオドを終えた。
 続く第2ピリオドはチームの課題であるリバウンドとディフェンスがしっかりとかみ合い、さらに点差を広げたい専大だったが、ターンオーバーを連続で許し、相手に隙を与え連続失点してしまう。館山のアウトサイドシュートで悪い流れを断ち切ろうとしたが、39-45と6点のリードを許して前半を終えた。

気持ちを切り替えて臨んだ第3ピリオド。開始早々から3Pシュートなどを決められ、点差を離されてしまう。張のシュートで試合の流れを引き寄せたかに見えたが、相手も負けじと3Pシュートを決めてくる。しかし後半から驚異的な粘りをみせ、一時は10点差近く開いていたが、張の3Pシュートで62?62と同点となり最終ピリオドへ。
 迎えた第4ピリオドは1点を争う白熱したゲームとなる。しかし残り5分を過ぎた時点で相手が流れに乗り出し、9点のリードを許してしまう。負けじと♯31畑伸秀(2・日大山形)が連続3Pシュートを決め、2点差まで追い詰めるがあと一歩及ばず。79-81で慶応大に惜敗した。


 試合には敗れたものの、先週の筑波大戦の時よりも確実にレベルアップしている。チームとしての連携プレーがしっかりと機能し、来週の東海大戦に期待がもてる試合であった。

試合後の中原雄監督は「昨日の試合では前半最初の5分でやられてしまった。今日の試合はその反省点を生かすことができた。チームが下級生主体ではあるが、上級生である宮城や張が引っ張っていってほしい。今年は我慢の年になると思う。結果は大切だが今年は過程を大切にしていきたい」と話した。
 また、今日の試合で攻守ともに大活躍した張は「今日の試合はいつもより良い試合だった。来週もみんなで力を合わせて頑張る」とコメント。また1年生ながらチームに大きく貢献した館山は「昨日は出だしが悪かったので、今日は特に試合の入りを意識した。その結果今日は出だしが良かったので、良いゲームになったのだと思う。今の気持ちを切らさずに今週しっかりと練習して、次の東海大戦に向けて頑張りたいです」と試合を振り返った。


▲試合後、握手をかわす選手たち(黄色ユニフォーム)
 
第5週の東海大戦は17日・代々木第二体育館、18日・青山学院大学相模原キャンパスにて行われる。



(大津智世・経営2、写真=菅原亜美・文2)



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