筑波大に大敗。リーグ戦いまだ勝ち星をあげられず



 10月4日、関東大学バスケットボールリーグ対筑波大学第2戦が、筑波大学総合体育館にて行なわれた。第1週の中大戦と第2週の法大戦を共に大差で落とし、0勝4敗で迎えた第3週目は筑波大のホームでの対戦。昨日の第1戦を57-82で落とした専大だが、終始ゲームの主導権を筑波大に握られ、68-95で6連敗目を喫した。


スターティングメンバー
#11 藤井元気(4・水島工業高)
#20 張威威(3・霧ヶ浦高)
#21 三井栄治(2・日大山形高)
#41 根岸健太(2・前橋育英高)
♯91 大田真司(2・鶴岡工業高)



 序盤は両者一歩も譲らない戦いであったが、筑波大のシュートが決まりだし、徐々にペースを相手に持っていかれてしまう。
 第2ピリオド、一気に筑波大が勝負をしかけ大量得点を奪い、47-25と筑波大が大きくリードし前半終了。
 第3ピリオド中盤からから専大の勝利のカギである“ディフェンス”と“リバウンド”が機能しだし、徐々に勢いに乗りはじめる。しかし、相手の冷静かつ正確なプレーになかなか点差を詰めることができず、71-45の筑波大26点リードで最終ピリオドへ。
 第4ピリオドは序盤から筑波大のペースで試合が進む。確実に得点していく筑波大に対し、専大はなかなかシュートの確率が上がらず、点差がさらに開き、ゲームセット。68-95でリーグ戦6連敗目を喫した。

 アウェーの中、ベストメンバーではなく、厳しい戦いを強いられた専大だが、ベンチとコート上の選手が一体となり、声を出しチーム一丸となって試合を盛り上げている様子が非常に印象的であった。
 中原監督の「強気でいけ!」という指示に応えるように、リバウンドを積極的にとりにいき、攻守にわたって果敢に攻め続けた専大だが、点差を詰めることはできなかった。
 ♯11藤井が上級生としてプレーでもチームを引っ張り、随所で流れを引き寄せるプレーを魅せたが、チームとしての完成度はまだまだ低く、課題の残るゲームとなった。

中原監督コメント
「今日の後半の一部でやっと芽が出てきた。やはり下級生が主体なので、どうしても仕方がない部分はある。ケガ人も出ているので、今いるメンバーで勝ち上がっていかないといけない」

藤井コメント
「後半になってようやくディフェンスとリバウンドが機能し始めた。とにかく監督からはディフェンスとリバウンドをしっかりとやるということしか指示されていないので、この2つを徹底することです。来週も全員でしっかりディフェンスし、オフェンスの時は3人でリバウンドを取りにいくことを徹底してやっていきます」



▲相手をかわす樋口


なお、第4週の慶応大戦は東海大学湘南キャンパスにて行なわれます。



(大津智世・経営2、菅原亜美・文2)



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