関東学生トーナメント 国士舘大に圧勝!



 5月6日~24日にかけて、国立代々木競技場第二体育館などで、第43回関東大学女子バスケットボール選手権大会が行われている。
Cブロックのシードである専修大学は、19日、戸田市スポーツセンターにて、国士館大学との初戦をむかえ、99-54で快勝。見事準々決勝に駒を進めた。
 国士舘大戦スターティングメンバー
♯11 相原渚(4・実践学園高)
♯15 高橋香澄(4・昭和学院高)
♯32 武居ゆき(2・市立柏高)
♯48 大柴早貴(1・韮崎高)
♯91 藤岡恵美衣(2・幕張総合高)

《試合詳細》
第1クォーター開始早々、パスランの速い展開でつなぎ、♯32武居がゴール下へ切り込みレイアップで先制するなど、序盤から相手を圧倒し、主導権を握る。中でも目立ったのが、児玉監督も期待を寄せるルーキー、♯48大柴だ。大柴は小柄ながらもポイントガードの重要な要素である、視野の広さとパスの正確さを兼ね備えている選手だ。この大柴を中心とした速攻で、得点するシーンが何度も見られた。その他にも、去年もインサイドの要として活躍した♯91藤岡もインサイドで得点するなど、1,2年生の活躍が光った。第1クォーターを終了し、30-11と大きくリードする。

第2クォーターでは、こちらもルーキー、♯31門脇が活躍する。門脇は大柴と同じ小柄なガードだ。しかし門脇も、身長をカバーするのに余りあるスピードと、ドリブルを持っている。その門脇が小柄な体で果敢にインサイドに切り込み、シュートを決めるなど、実力を存分に見せてくれた。しかし、試合は、思ったように得点できず、逆にディフェンスの裏を通され、得点されるシーンが目立った。第2クォーターを54-28で終える。


▲ルーキーの門脇

しかし第3クォーター、専大は勢いを取り戻す。♯15高橋などの豊富なガード陣を中心とした早い攻めで得点を重ねていく。♯11相原の1on1からのシュートも多く見られ、専大らしい、多彩な攻撃で徐々に点差が離れていった。早い攻撃に動揺した相手はミスを連発。完全に専大ペースの試合になった。第3クォーターを85-41で終える。


▲今年も中心選手として期待される相原
第4クォーターは、相手に裏を通されるなど、ペースを握られる場面も見られた。専大はシュートを外す場面が多く見られ、思うように攻めることが出来なかった。しかし前半の大量リードを守りきり、見事99-54で圧勝した。



(法2・御嶽直生)



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