京王電鉄杯最終戦 東大に見事勝利し2勝7敗で大会を終える



4月25日から行われた大会がとうとう最終戦を迎えた。大会の締めくくりの相手は0勝8敗の最下位の東大。94-50と勝利し、2勝7敗10位中8位で大会を終えた。

☆東大戦スターティングメンバー
#1 宮城 信吾(経営4・美来工科)
#3 廣島 駿(商1・北陸)
#4 高橋 陽(経営1・能代工業)
#20 張 威威(経営3・霞ヶ浦)
♯33 館山 健太(経営1・能代工業)

前半
 
○第1ピリオド
専大は#1宮城のレイアップシュートによって先制点をきる。#3廣島がシュートしを放ったが、惜しくもこぼれたのを#33館山が押し込むなど1年生コンビのプレイも見られた。いい流れでスタートし22-17で第一ピリオドを終了する。

○第2ピリオド
#4 高橋 陽(経営1・能代工業)
#11 藤井 元気(経済4・水島工業)
#22 樋口 大倫(経済1・名古屋大谷)
♯33 館山 健太(経営1・能代工業)
#91 太田 真司(経営2・鶴岡工業)

#91太田がインサイドから得点を決め、#11藤井がドリブルからのシュート、3Pなど着実に点差を重ね36-17と一気に点差を広げる。インサイドを中心とするプレイで東大を8点に押さえ込む。45-25と20点差で前半を終了する。

▲果敢にダンクに挑む太田

後半

○第3ピリオド
♯1 宮城 信吾(経営4・美来工科)
#4 高橋 陽(経営1・能代工業)
#22 樋口 大倫(経済1・名古屋大谷)
♯33 館山 健太(経営1・能代工業)
#91 太田 真司(経営2・鶴岡工業)

インサイドで#22張が踏ん張りを見せ、着々と得点を積み重ねていく。#4高橋のアシストから#1宮城が得点を入れるなど、専大が流れに乗る。#91太田がファウル4つになるも、果敢に攻め込み63-36と終える。

▲ゴールしたでシュートを決める宮城

○第4ピリオド
♯0 堤 啓士朗(経営4・福岡大濠)
♯1 宮城 信吾(経営4・美来工科)
#22 樋口 大倫(経済1・名古屋大谷)
♯33 館山 健太(経営1・能代工業)
#37 進藤 友亮(商4・高崎商業)

最終ピリオドになっても専大は調子を上げ、#22張のインサイドが光る。また、#33館山の3Pシュートが次々に決まり、ゴールネットを揺らす。#22張に代わり2メートルを超える#17李が入る。#37進藤の3Pシュートや#17李のインサイドで得点を挙げ、試合終了。選手たちは最後まで果敢に攻め続け、94-50と勝利を収めた。

▲活躍を見せた1年生の館山

中原監督コメント
「今大会は勝ち負けではなく試合内容を重視しています。合格点には近いので、ここからはディフェンスをしっかりやり始め、リバウンドの意識を高めていきたいですね。4年生が抜けてしまった分、全員でステップアップすることが大事ですね」

森達也(経済4・日大山形)主将コメント
「1日1日試合をする度によくなっていた。コーチや監督も言っていたが、この大会では成績よりも内容が大切。初日からディフェンスを意識するようにしていた。昨日も(法政と慶應戦)2連敗してしまったが、いいディフェンスをすることが出来た。4年生がぬけてしまった分全員でカバーすることが目標。トーナメントに向けて頑張っいくが、最終的にはリーグに繋がるようにしたい」
 
 試合「結果」よりも、試合「内容」を重視した今大会。上級生が5人抜けてしまった穴を選手全員でどれだけカバーできるかがこれからの鍵。1年生ルーキーも多く使いその能力の高さの片鱗を見せ、これからの新チームに期待が高まる。
関東大学バスケットボール選手権大会が5月9日から始まる。シードである専大は27日(16:40~・駒沢屋内球戯場)が初戦となる。

(菅原 亜美・文2)



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