京王電鉄杯開幕戦 宿敵・青山学院大に勝利!



大学バスケシーズンの到来を告げる「京王電鉄杯10大学バスケットボール・フェスティバル」が本日4月25日から5月3日までトヨタ府中スポーツセンターにて開催される。
 新チームのお披露目となるこの大会は、フェスティバルといえども5月9日から始まる関東学生バスケットボール選手権に向けて仕上げていく大事な試合である。
 またファンにとっては普段の大会と違い、至近距離で大学のトップレベルの試合を観戦することができる貴重な大会であるともいえよう。

 初日の今日は青山学院大と中央大と対戦。第一試合の青学戦は79-75で専大が勝利した。

☆スターティングメンバー
♯1 宮城  信吾(経営4・美来工科)
♯3 廣島 駿(商1・北陸)
♯4 高橋 陽(経営1・能代工業)
♯20 張 威威(経営3・霞ヶ浦)
♯33 館山 健太(経営1・能代工業)

前半

○第1ピリオド
 序盤から激しいゲーム展開が繰り広げられ、なかなか点が入らずにいたが、先制点を決めたのは専大。負けじと青学大も点を決めてくるが、専大もゲームの流れについていく。前半5分過ぎ、徐々に青学大が勢いに乗ってきてじわじわと点差を離しにかかるが、果敢に攻撃をしかけた専大。しかし得点には繋がらず、第1ピリオド25-13で青学が8点リードで終えた。

○第2ピリオド
 メンバーを大幅に入れ替えて臨んだ第2ピリオド。
♯0 堤 啓士朗(経営4・福岡大濠)
♯1 宮城 信吾(経営4・美来工科)
♯21 三井 栄治(商2・日大山形)
♯22 樋口 大倫(経済1・名古屋大谷)
♯41 根岸 健太(経済2・前橋育英)

 10点差を保ちながらゲームが進んでいく。フリースローなどで着実に点を重ねていく青学大。対する専大はシュートするも決定力に欠け、なかなか点差を縮めることができないでいたが、♯91太田(経営2・鶴岡工業高)が2本のフリースローを決め、専大も流れにのりたいところだったが一歩及ばず。43-29で前半を終えた。


後半

○第3ピリオド
♯1 宮城 信吾(経営3・美来工科)
♯5 外岡 孝幸(経済3・常磐大学)
♯11 藤井 元気(経済4・水島工業)
♯20 張 威威(経営3・霞ヶ浦)
♯33 館山 健太(経営1・能代工業)

 14点のリードを許したまま迎えた第3ピリオド。専大が先制点を決め、勢いよく後半のゲームが始まった。♯11藤井(経済4・水島工業)が華麗なレイアップシュートを決めるなどし、残り時間1分をきったところで点差は2点に縮まり、60-58で第3ピリオドを終えた。

○第4ピリオド
 運命の第4ピリオド。出だしから次々とシュートを決め、猛攻撃をしかける。途中専大が逆転するもゲームの主導権を握らせてもらえず、75-75のまま延長戦に突入するかと思われたが残り30秒で♯91太田が豪快なシュートを決め、逆転に成功。その勢いのまま、残り3秒で♯5外岡がシュートし♯91太田が押し込み79-75で宿敵青学大に勝利した。

中原監督コメント

―初戦の青学戦を振り返って
ゲームというよりも、この大会ではオフェンスよりも今やっているディフェンス・リバウンド・走りの部分をどれだけだせるかがテーマにしている。それが良い形で少し今日のゲームに出たんじゃないかなと思います。

―1年生のスタメン起用について
1年生だから起用したわけでなく、今練習している中であのメンバーが一番ゲームらしくなるのではないかなと思って起用しました。たまたまです。

―今後のリーグ戦に向けて意気込みを一言
リーグまでにディフェンス・リバウンドを徹底すれば、去年よりも点を取れるチームなので良い形になると思います。今は一つ一つのゲームで出ている選手に目的を明確にしながらやっています。

今後の試合スケジュール

4月26日
11時40分~専大ー明大
15時00分~専大ー早大

4月29日
13時20分~専大ー拓大
16時40分~専大ー日大

5月2日
10時00分~専大ー法大
13時20分~専大ー慶大

5月3日
9時30分~専大ー東大

 

(大津智世・経営2、御嶽直生・法2)




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