東都大学春?季リーグ第3節 立正?大相手に2連敗 残す?は1カード


【第1戦】池田まさかの3回K?O 優勝争い生き残り?へ痛い敗戦

 5月1日、神宮第二球場にて春季リーグ戦の3カード目である対立正大の第1回戦が行われた。優勝に向けて勝っておきたい一戦だったが2−3で敗れ、優勝争い生き残りに向けて痛い敗戦となった。

 先発の池田駿(商2・新潟明訓高)は初回、2死2塁からツーベースヒットを許し、1点を先制される。その裏、3番の大久保泰成(商4・東亜学園高)のタイムリーヒットで同点に追いつくものの、3回に2ランを浴び、再びリードされる苦しい展開になる。

 何とか逆転したいところだったが打線は2回以降、ソロホームランによる1点に封じこまれ試合終了。3カード連続で初戦を落とすこととなった。

 今日は打てない打線もさることながら、先発投手が3回で降板したことも敗因の1つとして挙げられる。試合の流れを作るべき先発投手が序盤での崩れを見せると、なかなかチームの流れや勢いはつきにくい。先発投手が持つ役割を果たし、チームに勢いを与えることが今後重要になってくる。



(青木 宏平・経営3)


【第2戦】リーグ戦優勝に向けての大事な一戦 あっけない幕切れ

 5月11日、ゴールデンウィーク中の連日の悪天候により、消化されていなかった試合がこの日行われた。前節の国士大戦では、待望の2つ目の勝ち点を得られたことから、変則的になった試合もものともせずに勝利して第3戦にもつれ込ませたい試合であった。しかし、試合結果は1−5の敗戦。最終回にサヨナラ満塁ホームランをもってして、立正大に引導を渡された。

 ここまで2部リーグ戦第5週を終えて、5月11日現在、@國學院大、A国士大、B専大、C拓大、D立正大、E東農大という順位の構図である。専大が残りの試合で連勝、國學院大が残り試合全てで敗れるという仮定をしても、勝率差により負かされてしまう。

 それでも、専大にとっての最終節・東農大とのカードには、大きな「意義」と勝たなくてはならない「理由」がある。それは、最近の過去4季において専大の勝ち点が全て2。つまり、ここのカードをものにして勝ち点を3にするということが、過去2年間チーム低迷からの脱却の足がかりとなり得るからである。4季のうちBクラスが3度と、決して結果に満足はできていない。しかしながら、4季通してリーグ戦を観てきた私自身の専大チームから受ける印象は変わってきている。目指す野球を体現できるゲームが増えてきている、という良い現象こそがその理由である。

 5月21日からの最終節、1勝の重みや勝ち点1の価値が分かる専大チームが、果たしてどのような戦いを見せてくれるのか。ぜひとも注目して、応援していただきたい。



(堀部 知・法3)





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