東都秋季リーグ第4カード対東農大 投打かみ合い劇的2連勝
【第1戦】鈴木亮、粘投で見事な完投勝利
10月3日、相手は春季リーグ2位の東農大。打撃が持ち味のチームだ。いかにして粘り強く守り切れるかがこのカードの運命を握る。
先発投手は、前カードにケガからの劇的復活を果たし完投勝利を挙げた鈴木亮(経営3・竜ヶ崎第一高)。初回、矢幡勇人(商3・相洋高)と渡邊祥平(経済2・作陽高)が出塁し、3番青柳直樹(経済4・日本航空高)が送りバント。迎えるは4番田中洋平(経済3・日大三高)。田中が振りぬいた打球はセンター前へ。二者が生還で2-0。東農大先発の九谷投手の浮足立った立ち上がりを攻めた素晴らしい一打だった。
打撃陣はその後、九谷投手に抑え込まれるも初回に先制したことでベンチの雰囲気が終始良かった。これが最後までチームの士気が下がることのなかった要因だ。先発鈴木も8回に1点をタイムリーで失うも、粘りの投球で完投。投打がかみ合った専大が2-1でこの試合を制した。
専大は今年の春季、秋季リーグ通じて初戦を勝利できたことは初めて。カードを戦う上で有利になることは言うまでもない。気持ちを引き締めて、明日の一戦に挑んでゆく。
▲終始なごやかムードのナイン
鈴木亮投手のコメント
「(8回の失点の場面)代打ということで甘い直球が行ってしまった。(次回の登板に向けて)自分がどうこうではなくて、チームとして何としてでも勝ちたいという気持ちが強い」。
青柳直樹主将のコメント
「今日は鈴木のピッチングに尽きる。初回の先制でチームのムードが良かった。明日は気を抜かず、良い気持ちで戦っていく」。
(堀部 知・法2=写真も)
【第2戦】見事な完封ゲーム 打者陣応える
10月4日、今シーズン初めて先勝して迎えた第2戦目、連勝して勝ち点を取りたいゲームである。
専大打線は4回に1アウト2、3塁とすると、鈴木亮(商4・国士舘高)のヒットで先制点を挙げ、続く河合優介(商2・明徳義塾高)も3ベースヒットを放ち2点を加えて、この回3点を挙げた。さらに6回にも3点を挙げて、6-0と東農大を大きく引き離した。投げては、先発の池田駿(商1・新潟明訓高)が3回までを3人ずつに抑える完璧な立ち上がりを見せると、連打を許さないピッチングで無四球5安打完封と東農大打線を抑え込んだ。
再来週からは拓大戦。4年次生は最後となるこのカード。4年次生の意地と来春に繋がるような下級生の活躍で今カードに続く勝ち点に期待したい。
青柳直樹(経済4・日本航空高)主将のコメント
「投手陣が毎試合頑張っていたので打って楽にしてやりたい気持ちがあった。今日は援護ができて良かった」。
▲完封した池田
(林 裕太・法1=写真も)
|
|
|