東都春季リーグ対立正大1回戦 遠かったホームベース 相手投手に手も足も出ず


 4月11日、神宮第二球場にて東都大学野球春季リーグの第1回戦が行われた。相手は立正大。
 
 第1週で勝ち点を挙げられず、巻き返しを図りたい専大はエースの山田智弘(商2・県岐阜商高)を先発のマウンドに送るが、4回にライトへのソロホームランを浴びて1点を先制される。山田は何度も得点圏にランナーを出しながらも、要所を締める粘りピッチングを披露する。粘る山田を援護したい打線だが相手投手の前に完全に沈黙し、0-1のまま6回まで進む。
 6回まで何とか1点で抑えていた山田だったがとうとう7回に1点を追加され、さらに8回にも1点を追加されて0-3とじわじわと差が広がっていく。
 このままでは終われない打線だったが、最後までホームベースが遠く0-3のままゲームセット。今季4試合目で早くも2度目の完封負けとなった。専大はこのカードでも勝ち点が挙げられないと優勝が遠のいていくだけに、次戦は是が非でもモノにしたいところである。
 
青柳直樹主将(経済4・日本航空高)
「山田は3失点で抑えたが、拓大戦と同様決め球が甘くなり、もったいなかった。打線は未だに狙い球が絞りきれていない。第2戦に勝たないと優勝は厳しくなってしまうので必ず勝つ」



(青木 宏平・経営2)





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