東都大学野球秋季リーグ対日大2回戦  序盤の失点が響き連敗 勝ち点を逃す‏


 9月7日、神宮第二球場で東都大学野球2部秋季リーグの対日大2回戦が行われた。

日大  050000010=6
専大  000200000=2

 何としてでも連敗は避けたい専大の先発を任された安達至孝(経営4・小松島高)は、初回こそ上々の立ち上がりを見せるものの、2回表に無死満塁とピンチを迎え、タイムリーとミスが重なり5点を先制される。続くピンチのところで、前の試合初回ノックアウトされた山田智弘(商1・県岐阜商高)がマウンドに上り、後続のバッターを断ち切る。
 
 序盤に失った5点を少しずつ縮めていきたい打線は4回裏、無死満塁の大チャンスを作ると、6番山内裕詞(経済4・相洋)のタイムリーと7番森山誠主将(経営4・金沢高)の併殺打の間の2点を返し、3点差に詰め寄る。
 
 しかし得点はこの2点のみ。7回まで無失点の好投を続けていた山田も、8回表に1点を失い、このまま試合終了。昨日に続く敗戦を喫し、勝ち点を得ることができなかった。
 
 開幕2連敗という厳しいスタートとなったが、山田が最後まで投げ切って、8回1失点という好リリーフを見せたのは、今後に向けての明るい材料である。また森山主将が「まだ優勝が無くなったわけではない。残り試合を全て勝つつもりで戦っていきたい」とコメントしたように、残り試合を全勝する闘志があれば、まだまだ優勝は圏内である。この2連戦での反省点を修正し、次回9月21日に行われる駒大戦に臨みたいところだ。


▲8回1失点の好投をした山田

森山主将
「今日の試合も昨日みたいに守りの時間が長くなってしまい、序盤で自滅をしてしまった。3回以降1点で抑えた後半みたいな試合を最初からやっていきたい。」



(青木宏平・経営1)




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