勝ち点得られず、最下位で終える



 10月29日に秋季リーグ戦、対駒大第3戦が神宮第二球場で行われた。
 この試合は勝てば残留、負ければ入れ替え戦出場決定となる、大きな分かれ目となる一戦である。専大の先発は第1戦目で7回まで好投した太田真司(3・金沢桜丘高)。1回表の攻撃で四番秋月翼(4・佐久長聖高)のソロホームランでリードしての守備で、ランナーは出すが後続を凡退で締めまずまずの立ち上がり。専大が流れを引き寄せるように思えた。
 しかし悪夢は2回裏に起こった。先頭打者にホームランを打たれて同点とした後、四球とエラー、キャッチャーの悪送球、5本のヒットで一挙7点奪われ、序盤で6点を追う展開に。秋月のホームラン2本を含むヒット15本と先発がほぼ全員がヒットを打ち、徐々に詰め寄ったが5-8と勝ち越すことはできなかった。

これにより1勝2敗で勝ち点0のままリーグ戦が終了。専大は最下位が決定し、同時に入れ替え戦出場も決まった。今季リーグの1試合平均ヒット数は9本出ており、決定力不足が明確に現れた今季リーグであった。11月2週目に行われる入れ替え戦では、3部完全優勝した大正大と対戦する。2連勝で残留を決め次につながる試合をしてほしい。


▲試合後に深々と礼をする選手たち


江崎監督
「試合前に選手たちに『精一杯がんばろう』と声をかけた。選手はよくやってくれたが、監督の力不足だった。ランナーを残した後動かせなかった。入れ替え戦は一生懸命やるだけ。がんばります」



(吉野瞳・文2)




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