東都大学春季リーグ1部・2部入れ替え戦 湯本の好投実らず、惜敗



 4季ぶりの1部復帰をかけ、立正大との入れ替え戦。神宮球場は専大の1部復帰を望む観客でいっぱいとなった。
試合は湯本五十六(4・藤代高)が9回を一人で投げ切り、好投を見せるも、打線が相手投手に3安打に抑えられ、0-1で敗れた。これにより立正大が1部残留へ大手をかけた。

 先発の湯本は3回までランナーを出しながらも、後続の打者を抑え無失点で序盤を乗り切る。しかし4回、先頭の5番近藤に左中間への2ベースを浴びると、バントで進塁を許し、1死3塁を招く。そして7番越前にカウント2-1からの4球目をライト前に運ばれ、先制点を許す。その後湯本はバックの好守にも助けられながらも、9回を投げ切り、132球、被安打5、奪三振5、失点1という内容の好投を見せた。
 しかし、打線は何度か得点のチャンスをつくるもあと1本が出ず、結局3塁ベースも一度も踏めず、相手投手の継投の前に3安打に抑えられる悔しい敗戦となった。


試合後のコメント

秋月翼主将
「リーグ戦中は、みんなバッティングが調子よく、打って勝った試合が多かった。でも今日みたいな試合のように投手戦となると、打てないと勝てないと改めて実感した。明日は勝ちにいくだけ」

湯本投手
「調子はいつも通りだった。苦しかったけれど、要所要所は締めることはできたと思う。明日は勝つしかない」


1部昇格のためにも負けられない第2戦。なんとしても勝ってもらえるためにも、皆さんで応援しましょう。明日は11時より、神宮球場で行われます。是非球場に足を運んでください。

(佐山竜太・経済3)



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