均衡破れず、勝負は明日へ 　春季東都大学リーグ戦、対東農大戦第２戦が５月５日、東農大グランドで行われた。 雨が心配される中試合開始。専大は２回に指名打者河野上一馬（経営３・高陽東高）がサードゴロで出塁すると、６番飯倉の時にパスボールで３塁へ進み、ワイルドピッチでホームへ還り、１点を先制。このまま昨日のように突き放したいところだが、３・４回に相手のヒットや味方のエラーで３点を失う。 リードを許した専大は４回、四球で出塁した６番飯倉茂章（商４・高陽東高）がバントとヒット、連続四球の押し出しなどでホームに還り１点を追加して２－３とする。得点を追加したその後と５回もチャンスを作るがあと一歩出ずに、ゲームは終盤を迎え８回。先頭打者７番山崎大志（経営４・海星高）が四球で出塁、８番の時にキャッチャーの送球エラーで３塁へ進み、１番北田亘（経営４・酒田南高）のタイムリーヒットで山崎がホームへ還り１点追加、同点とする。 そして延長戦となった10回表に再びピンチが訪れる。専大は相手に死球で２アウトからランナーを出すと、続くバッターがセンター前にヒットを放つ。得点がほしい場面で果敢にホームを狙ってくるランナーに対し、センターの小牧卓央（経営４・鹿児島実業高）の好返球で勝ち越し点を阻止した。ここで会場は大きくどよめき、一塁側は安堵の胸をなでおろした。 入れ替え戦に駒を進めるには、この勝ち点が重要となる。明日の試合が天王山となりそうだ。 　 江崎監督へインタビュー Ｑ：今日の試合を振り返って 「負けなくてよかったけど、残念。終盤はよく同点に追いついたけれど、追加点は取ろうと思えば取れたんじゃないか」 Ｑ：チャンスで一本出ませんでしたが 「監督のせいですね」 Ｑ：今日投げた２人の投手については？ 「山田はまぁまぁ持った。太田はよかったね。（10回にマウンドへ行った時はなんと声をかけましたか）お前しかいないから思い切ってやれと言いました」 明日５月６日は、東農大グランドで12:30から試合が行われます。 写真は後ほど！ （吉野瞳・文２、庄司亮介・文３、高田有梨・文２、吉田駿・法１）