激闘の末、勝ち点1ゲット!!



東都リーグ2部・拓殖大と勝ち点を賭けた戦いは7対2で専大が見事勝利した。


▲力投した湯本
勝った方が勝ち点を得られるという絶対に負けられない戦い。先発を託されたのは1戦目に好投したエースの湯本五十六だった(商4・藤代高)。この試合にかける思いが投球に乗り移り、3安打完投で昨日10得点を挙げた拓大打線を沈黙させた。








 攻撃面では、4回表2死23塁から6番の飯倉茂章(商4・高陽東高)が昨日のエラーを帳消しにする2点適時打を放ちこの3連戦で初めて先取点を挙げる。
6回表と8回表にも秋月翼主将(経4・佐久長聖高)の適時打などでこきみよく追加点を挙げ湯本を力づけた。

▲先制打を放つ飯倉

 8回ウラに湯本は疲れのせいか制球を乱し、押し出し四球などで2点を与えるが、エースの意地と勝利への執念で後続を断ちきった。

 すると9回表、ここまで湯本の球を受けてきた女房役の森山誠(営3・金沢高)がレフトスタンドで本塁打を放つ。専大ベンチが大いに盛り上がってる中、すぐさま、続くバッター小牧卓央(営4・鹿児島実業高)がライトスタンドへ2者連続となる本塁打を放った。これで2試合連続の2者連続本塁打となった。
▲森山とハイタッチする小牧(右)。この直後 
に小牧も本塁打を放つ。

 湯本は最終回、拓大打線を3人で仕留め完投勝利となった。

☆試合後、江崎久監督の談話☆
Qこの3連戦を経てどうでしたか
A「湯本を筆頭に選手たちが本当によくやってくれた」
Q8回ウラのピンチでは何を伝えに
A「点差が離れているから、ゆっくり投げなさいと伝えました」
Q今日はよく長打が出ましたね
A「よく打ってくれたね。昨日10対0から諦めずに2点取ったことが繋がったのかもしれませんね。よかったです」






(取材=久田照喬・商3、庄司亮介・文3)



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