関東春季リーグ戦・最終戦を落とし、悔しさ残る4位‏


 4月24日から5月3日まで関東春季リーグ戦が日体大健志台キャンパス米本記念体育館にて行われた。
 専大は初戦の早大戦、第2戦の青学大戦にチームスコア4-1で勝利するものの、第3戦の法大戦と第4戦の日体大戦に2-3で敗れ、2勝2敗で最終戦の筑波大との対戦に臨んだ。

≪最終戦≫ ●専大 1-4 筑波大○

1S ○田村千秋 2-0 佐々木理恵●

2S ●安藤真里絵 0-2 住田有希恵○

1D ●山口佳恵 0-2 佐々木理恵○
    平井亜紀     田崎亜由美

2D ●穴井友喜 0-2 奥井智菜美○
    山田真央     住田有希恵

3S ●植木実璃奈 0-2 山本しずか○

 第1シングルスの田村千秋(4・昭和学園高)がクロスへのカットショットやバック奥へのクリアーで相手を前後に揺さぶり、終始ゲームを優勢に進め、21-9、21-11と30分足らずで試合を制した。しかし他の選手がこの流れに乗ることができずに1-4で筑波大に敗れた。
 この結果、専大は2勝3敗としリーグ4位で大会を終え、昨年の秋季リーグ戦2位の法大が優勝した。
 今大会はチームの柱であった井上春奈が抜けてから初めての大会であったが、1年生を積極的に起用。平20全国高校選抜でベスト4に入り、1年生で唯一5戦全てに出場した山田真央(1・埼玉栄高)は堂々としたプレーを見せ、最優秀新人賞に選ばれた。そのほかにも175cmの長身を活かしたプレーに期待のかかる植木実璃奈(1・埼玉栄高)など、戦力ダウンの不安を払拭する強力な新人が加入した。


▲穴井・山田(写真=手前)ペア

 最高学年になった田村は、大阪インターナショナルチャレンジ2010バドミントン選手権大会(4月7日~11日)にスポンサー推薦で出場。ベスト8入りを果たし、海外選手や社会人との対戦を経て、スピードと力強さ、そして安定感を兼ねそろえたプレーにさらなる磨きがかけられていた。
 しかし、結果は4位。試合後、主将の安藤真里絵(4・西条農業高)は目に涙を浮かべながら「とにかく悔しい。その一言に尽きます。今回のリーグ戦では個々の課題もチームとしての課題も見つかった。ひとつ言えることは、圧倒的に他大学よりも練習量が少ない」とコメント。この春季リーグに向けて週6日制で練習してきたが、量より質の問題だと振り返り、1部優勝に向けて密度の濃い練習をしていくことを誓った。
 また1年生に対しては「本当に一生懸命やってくれている。6月8日から選手権が始まるので、それに向けてチーム一丸となって頑張っていきたい」と不完全燃焼に終わった春季リーグ戦のリベンジを誓った。


▲エース・田村 安定感のあるプレーでチームを支えた


▲主将の安藤 悔しさをバネに選手権でのリベンジを誓う



(大津智世・経営3)




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