関東大学バドミントン秋季リーグ第4戦・法大に価値ある1勝!



 9月12日から日体大健志台キャンパスにて開催されている関東大学バドミントン秋季リーグ戦。
 専大は第2戦の早大戦を2-3で惜しくも落とすものの、初戦の青学戦、第3戦の筑波大戦に勝利し、2勝1敗で迎えた第4戦の法大戦では第2シングルスこそ落としたものの、前回リーグ覇者の法大に対し4-1で価値ある勝利を収めた。


~試合結果~

専修大学4-1法政大学

1S○田村千秋(3・昭和学園高)-皆川友依
2S●落合智世(4・鈴峯女子高)-北はるな
1D○井上春奈(4・埼玉栄高)・穴井友喜(3・青森山田高)-原麻衣子・矢野智恵美
2D○田村・安藤真里絵(3・西条農業高)-鈴木美希子
3S○穴井-音田亜子


 第1シングルスの田村は序盤アウトミスが多く、1セット目こそ落とすものの、2セット目以降は先日の東日本学生選手権王者らしい粘り強いプレーを見せつけ、逆転に成功。そのままリードを守って接戦をものにした。

 続く第2シングルスの落合は法大の1年生エースの北に序盤から大差をつけられ苦しい展開に。相手のプレーによるものではなくサーブアウトなど自らのケアレスミスが目立ち、終始相手に優位な状態で試合を進められ、2-0で敗れた。

 チームスコア1-1で迎えた第1ダブルスは井上・穴井ペアがキレのあるショットを連続で決めていくが、相手も甘く入った球をしっかりととらえ、きっちりと得点に結び付けていく。1セット目の中盤から相手の緩急自在の攻撃に苦戦し、ミスを連発し15-21でこのセットを落としてしまう。
 2セット目も切り返しが甘く、制球が定まらない専大はいつものようなテンポの速い攻撃をしかけることができない。しかし後半から徐々に巻き返しをはかり、相手のミスにも助けられ逆転に成功。
 3セット目は11点を先に先取し、良い流れでラスト10点に挑んだが、粘る法大が一気に点差を縮め、同点とされ20-20に。しかしここはなんとか逃げ切り逆転勝ちを収めた。

 そして第2ダブルス。このダブルスを取れば勝利が決まる専大は鈴木・菅野ペアに対し、田村・安藤ペアが必死で喰らいついていく。中盤の長いラリーこそ落とすものの、試合を立て直し1セット目を先取。
 続く2セット目は左右にきっちりと振り、相手のアウトショットを見極め、試合の主導権を握ったが、もう負けることのできない法大も果敢に攻撃をしかけ20-20の同点とされるが、最後はきっちりと決めて23-21で2セット目を取り、3セット目に持ち込むことなく勝利を決めた。
 この時点でチームスコアを3-1とし、第3シングルスの穴井は落ち着いたプレーで音田に快勝した。

 春季リーグでも法大には勝利しているが、今季の専大は確実にレベルアップしているように思える。
 春季はなかなか接戦をものにすることができなかったが、今回の法大戦では逆転されても再び流れを引き戻し、自分たちのペースで試合を進めていくことができていた。
 また前回はシングルスを中心に勝利を収めていたが、今回は両ペアが安定したプレーをみせ、バランス良く勝利を収めることができていた。
 前回敗れた筑波大にも勝利し、勢いに乗る専大。最終日の日体大戦に勝利し、悲願のリーグ戦制覇達成に期待したい!

 日体大戦は21日の13時より同会場にて行なわれます。



(大津智世・経営2)



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