秋季リーグ​2戦目 強豪早大に勝利


 9月15日、アミノバイタルフィールドで専大対早大の試合が行われた。強豪・早大に対して17―12と勝利。昨年との違いを見せつけた。

 前回の慶大戦でリターナーとして大量ゲインをしたRB登石悠紀(経営4・駒場学園高)は、早大に執拗なマークをされ、キックオフはスクイブキックばかりとまともにリターンさせてもらえなかった。前半は早大のランプレイに押され気味だったが、早大がFGを2本はずし、大きく流れをつかまれることはなかった。専大は第1QにQB升川岳史(商2・法政二高)がQBスクランブルのフェイクからWRへ縦の長いパスを通す。このプレイが専大の先制FGにつながった。

 第2Q終了間際、早大にTDを奪われるがまたもやキックを外し3-6となる。逆転を許し、後半に進むかと思われたがオフェンス陣が奮闘。RB登石がTDランを決めて前半は10-6と専大リードで終える。

 第3Qに早大に2本のFGを許し、10-12とリードされる。2点差だが流れは早大へと傾いていた。専大は自陣10ヤードからの攻撃、RB登石のランを選択。登石は90ヤードを走り切り見事逆転のTD。まさしくスピードで魅了するプレーだった。

 17-12となり第4Q、ディフェンスは早大の反則に助けられながらも抑えていたが、残り2分を切ったところで自陣20ヤードまで攻め込まれる。それでも早大を4thダウンロング、エンドゾーンまで15ヤードまで追い込む。早大はエンドゾーンを狙うパスを投げたがサイ ドラインを割り失敗。残り1分30秒、専大はランプレイで時計を動かし試合終了。


試合後のコメント
松澤監督
「目標は甲子園ボウルだから、勝利で浮ついてる場合じゃない。勝ち慣れていないから勝ち方を知り、気持ちが切れないようにしてほしい」

吉村主将
「慶大戦で力が出し切れなかったから負けるわけにいかなかった。ディフェンスの調子はかなり良い。中大戦も頑張りたい。」

登石選手
「2年間ケガで試合に出られなかったが、こうやって試合に出て活躍することでサポートしてくれていた人に恩返しができる。中大にもいいRBがいるので楽しみ。」



▲12点に抑えたディフェンス




(吉崎 宇忠・商2、撮影=西浦 佑・ネット情報1)





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