秋季リーグ戦 慶大から大量ターン​オーバー奪うも18-​35で敗北


 2012年度秋季リーグ戦、専大対慶大の試合がアミノバイタルフィールドで行われた。専大が7ターンオーバーを奪うも、18-35で敗北。オフェンスがディフェンスの活躍に応えることが出来なかった。

 4ファンブルリカバー、3インターセプトにセーフティーとディフェンスが慶大から何度も攻撃権を奪いオフェンスに引き渡すのだが、オフェンスはファーストダウンすらなかなか取ることが出来ない。第1QにはRB登石悠紀(経営4・駒場学園高)が80ヤードのキックオフリターン。敵陣7ヤードまで攻め込み、同じく登石が2ヤードのTDランを決める。第4Qにも登石がTDラン。オフェンス陣が奪った得点は2TD、1FGともう一つ欲しかったところ。

 ディフェンスに関しては35失点という結果だったが、DLが慶大のQBにプレッシャーをかけファンブルを誘ったり、バックスのインターセプトにつながるという形が出来ていた。第4Qまでは3TDとチームのボーダーラインを守っていたが、最後には力尽きた。やはりオフェンスが上手く時間を流せなかったことが、後半のディフェンス陣の体力に影響が出た。

 全体的にはラインの活躍が目立つ。OLはQBサックを抑え、DLはプレッシャーを効果的に敵オフェンスに与えることが出来ている。

 次の早大は慶大に勝る強豪チーム。専大はさらにスピードを生かすことが求められる。ランプレーでいかに時間を使えるかが鍵となる。


松澤監督のコメント
「敗北したが、選手たちは正しい方向に進んでいるし、自分たちのやろうとしていることもできてきた。今回はオフェンスが苦しかったが、次週の早大戦まで準備しなおす」



▲TDランを決める#2登石



(吉崎 宇忠・商2=写真も)





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