オープン戦​ ​初戦は明大に敗北


 5月6日、新体制となった専大アメリカンフットボール部グリーンマシーンのオープン戦初戦が川崎球場で行われた。相手は同じ1部リーグの明大。

 第1Q(クォーター)、専大のリターンから始まり敵陣20ヤードまで攻め込むもののファンブル。ターンオーバーになり、先制点ならず。流れを掴めなかった専大は、残り4分58秒に明大のQBにTD(タッチダウン)ランで先制される。0-7。

 第2Q、専大のDL田中翔也(法3・佼成学園高)のインターセプトで攻撃権を奪取するが、OFの2度の反則によりTDに繋がらない。残り2分44秒、またも明大QBのTDラン。2TD差をつけられ前半終了。0-14。

 第3Q、専大が追い上げのTDを決める。QB升川岳史(商2・法政二高)のショートパスを取ったWB田代和将(法1・狭山ヶ丘高)が見事な60ヤードのランアフターキャッチを見せた。FG(フィールドゴール)は失敗。残り7分9秒に明大のQBに三つ目のTDランを決められる。さらに追加点を入れられ、6-28。

 第4Q、明大のパントリターンTDで6対35となる。専大は試合終了間際に敵陣5ヤードまで攻めるが、ランプレイが止められTDは取れなかった。6-35で試合終了。

 試合は全体的に専大のオフェンスが短く、ディフェンスが長いという完全な明大ペースで進んでしまっていた。反則、ターンオーバーの多いことがオフェンスの短さにつながり、ディフェンスの体力を余計に消耗させたために大量失点してしまったと分析できる。

 ディフェンスは3つのターンオーバーを奪っているためオフェンスが着実にゲイン出来るようになれば、チームの躍進が期待できる。



▲TDを決めた田代


松澤宏昭監督のコメント
「メンバーが変わってから初めての試合で、いま出来ることはこれぐらい。ここからどうやって秋の本番に持っていくかが大事。グリーンマシーンは人数が少ないから、体力とスピードで勝負していく」



(吉崎 宇忠・商2、写真=西浦 佑・ネット情報1)





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