オープン戦初戦 大差で敗戦を喫す‏


 4月17日、川崎球場にてアメリカンフットボール春季オープン戦初戦が行われた。チームが新体制になってから初の公式戦であり、いいスタートを切ってほしいところだったが、昨年1部Aブロック3位の慶大相手にまさかの大敗を喫してしまった。

 1クォーター、専大は慶大の攻撃をなかなか食い止めることができず14点を奪われてしまう。2クォーターに入っても慶大の勢いは止まらず、前半終了時点で0-28と差をつけられてしまう。
 後半に入り建て直しを図りたかった専大だが、オフェンスが機能せずボールをファンブルしたり、たびたびパスをインターセプトされるなどミスが目立った。対照的に、安定してパスを通していく慶大は着実に得点を重ねていき、終わってみれば0-50と1点も奪えず試合を終えてしまった。

 けが人を多く抱え、メンバーを満足に組めないまま臨んだ試合。結果は現在のチーム状況を表すかのようなものになってしまった。それでもこの試合で、入学して間もない1年次生を多く起用したことは成果といえる。チーム全体としてはまだ発展途上なだけに、経験を活かして次につなげてほしい。


▲期待の1年次生QB升川岳史(商1・法政二高)

<前半>
    1Q  2Q  3Q  4Q  TOTAL
専大 0   0    0   0    0
慶大 14  14  14   8   50


平野監督コメント
「チームの完成度はまだ2割~3割程度。けが人も多く、状態はどん底状態だった。そのため今日の試合結果はある程度予想できていた。オフェンスは若い選手が多いのでそれがそのまま試合に出てしまった。4年次生が引退した後の穴埋めもまだできていないので、この試合の経験を活かしてチームの完成度をあげていきたい」



(原 裕太郎・経営3)





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