関東決勝戦 日体大に追いつけず敗北



 6月12日にアーチェリーの関東決勝戦、専大対日体大が東京農工大のアーチェリー場で行われた。
日体大を前に今季最高の滑り出しを見せた専大。「狙い過ぎず、いいリズムで」という監督の言葉を受けその後も高いスコアを記録し続けてはいたものの、結果は専大3934点、日体3995点の黒星。好調が続く選手達が叩き出したスコアは、春季リーグトップタイの記録だ。また30mのスコアはたったの1点差と互角だったが、それでも日体大を上回ることはできなかった。

 今関満夫監督は敗因について、「やはり50mでの2回目のスコアを落とし過ぎてしまったと思う」とコメント。チーム内のかけ声もしっかりしており、ほど良い緊張感で試合に臨んでいるという印象をうけたが、本人たちは予想以上のプレッシャーを感じていたのかもしれない。更に、今回の関東決勝戦での日体大は、フルメンバーではなかった。監督は「日体大に勝つには、選手たちのステージを一段上げなければならない。それには650点を下回らない点数を出すという心意気が必要になってくる。670点というスコアを記録しても、まぐれだったと思わずに、それだけの点数が出せるという自信を持って 競技に臨まなければならない」と話した。

 3年目となる日体大との対峙を「専大の選手一人一人の点数はもうあと10点は上乗せ出来たと思う」と振り返った星達也主将(経営4・馬頭高)。次の学生王座選手権で”もう10点”の実力を発揮することができれば、前大会のベスト8の記録を更新することが出来るかもしれない。


▲互いの健闘を称え、日体大とのハイタッチに応じる星主将



▲リーグを戦い抜いた今季メンバー


▲今回がラストシーズンとなる4年次生



(道岡龍・文1)




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